「証券会社の営業マンにおすすめされてる商品、ホントに大丈夫かな?」
「ネット証券の口座を開いたけど、どれがいい投資先なのかわからない…」

こんな悩みを抱える人の疑問を解決するね!
この記事では、絶対にぼったくり商品を買わされないために必要な、3つの対策がわかるよ☺️
・ぼったくり投資信託の具体的な手口を知れる
・騙されないための3つのチェックポイントがわかる!
・初心者の方におすすめの投資信託を3本紹介✨



投資信託の利回りの相場


投資信託の話に入る前に、投資初心者の方に1つだけ覚えておいてほしいことがあるよ!
これを覚えておけば、投資信託以外の金融商品に興味が出たり、勧められたときに「ぼったくり」か「そうではないか」を見分けられる!



それは、「相場」だよ!
相場を理解することは、どんな商品を買うときでもめちゃくちゃ大事!
しかし、金融商品を購入するときは意外にも相場を知らずに買ってしまうことが多いんだ。。。



ネギのぼったくりを見破れるように、金融商品のぼったくりも相場を知れば見破れるようになるよ〜!
目安となるように、全世界の株に投資した場合の利回りの平均はこんな感じ。
平均利回り
全世界の株式へ投資した場合:年利回り5~8%
つまり、100万円を投資したら1年後には105~108万円になるということです。
これを知っていれば、例えば「年間利回りが50%の投資信託がある」と言われたときにすぐに怪しいことを見抜ける!
このように、平均利回りを知ることはとても大切だよ😊
どんな手口?ぼったりくり投資信託の2つの典型例


次に本題の投資信託のぼったくりについてです。
投資信託の代表的なぼったくり商品として、2つの例があるよ!
極端に高い手数料の商品
銀行や証券会社の窓口で販売されていることが多い😭
例えばこんな商品があったとします。
①買付手数料⇒3.3%
②解約手数料⇒0.5%
③信託報酬 ⇒1.815%/年
*買付手数料は、購入時に毎回かかる手数料
*解約手数料は、売却時かかる手数料
*信託報酬は、運用管理費のようなもので、毎年取られる手数料



「たかが数%でそんなに違うの?」と疑問に思う方もいるよね。
だけど、先ほどの全世界の株に投資した場合の平均利回りを思い出してみて!
もしこの投資信託を購入したら、平均利回り5〜8%の大部分が、手数料でなくなることになります。
毎月分配型の商品
毎月分配型の投資信託とは、運用して出た利益を配当金として、毎月配ってくれる商品で
毎月定期的にお金を受け取りたい人に人気がある投資信託です。



魅力的に聞こえるんだけど、違うんだよね…
本当に収益の中から私たちに配ってくれたらいいんですが、事実ほとんどの商品は、元本を切り崩して、分配金を毎月支払っているよ…😭
図にするとこんな感じ!


例えば、「毎月1万円の分配金がもらえる」という投資信託に、100万円を投資したとしましょう。
確かに翌月1万円もらえたのですが、実はそれは運用益からではなく、元本から引かれているだけで、運用資産は99万円に減っている!
「最後に売却するときには、50万円ぐらいしか元本が残っておらず、結局損した…。」
なんて話はよくあります。



騙されないための対策3選





ぼったくり商品を回避するためには、どうすればいいのかな?
3つにまとめたので、解説するよ!
1.ネット証券で投資を始める
2.ランキングは信じすぎない
3.手数料の安いインデックスファンドから選ぶ
ネット証券で口座を開いて投資をする



銀行や証券会社の窓口で、買ってはいけないのであれば一体どこで買えばいい!?
正解はネット証券だよ!
ネット証券であれば、手数料が安い投資信託を販売してるんだ!
おすすめの証券会社は、この3つです!
・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
この3社であれば、非常に手数料が安く投資信託の取り扱い本数も多いので安心だよ。
ランキングは信じすぎない
ランキングには参考になるものと、ならないものがあるので注意😭
特に人気ランキングや運用リターンランキングには、ぼったくり商品が含まれていることが多いよ!
下はSBI証券のトータルリターンランキングなんだけど…


1つ1つ見ていくと、トータルリターンランキングは、手数料が高い商品だらけ😅



こう言うと、「でも、1年間でのリターンが68%もあるなら、2%の手数料なんて大したことないよ!買いだ!」
という声が聞こえてきそう。
確かに次の1年間も68%のリターンが必ずでるのであれば、絶対に買うべき。
でも毎年増えるかは、誰にもわからないよね。金融機関の社員でもわからない!
むしろ、いままで上がってきたのであれば、ここがピークでこれから下がる可能性が十分ある。
上がる根拠をもってる人は買うべきと思う👏🏻
ただ、初心者さんにとってはそれは危険かも…!!
手数料の安いインデックスファンドを買おう
私が初心者の方におすすめする投資信託は、ズバリ「手数料の安いインデックスファンド」!






インデックスファンドとアクティブファンドには、下のような特徴があるよ
インデックスファンド:手数料が安いものが多い。長期的に見るとリターンが安定する。
アクティブファンド:手数料が高いものが多い。短期的にはリターンが大きいものもあるが、長期的に見るとほとんどがインデックスファンドに負ける。
つまり、長期的に安定して資産を増やしたいなら、”インデックスファンド”一択だよ😊
15年以上の長期投資だと、90%以上のアクティブファンドがインデックスファンドに負けてるよ。



じゃあ、なんのインデックスファンドを買えばいいの?
そう思った人も多いよね!
実際にどの投資信託がおすすめなのかは、下の記事をチェックしてみてね!👇


投資信託の比較【20年運用するとこんなに違う】


最後に、実際にぼったくり商品と優良インデックスファンドにはどのぐらいの差があるかを教えるね!



eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型) | |
信託報酬 | 0.0968%以内/年 | 最大1.81%/年 |
買付手数料 | 無し | 3.30% |
解約手数料 | 無し | 無し |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は誰にでもおすすめ出来る、最強の投資信託です。
ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)は、私たちからすると「誰が買うの?」という投資信託です。
ポイント
信託報酬が、1.8%も差がある
買付手数料が、3.3%もかかる
注目してほしいのは、上の2点。
たかが、数%の差ですが、長期投資した場合とてつもなく大きな差になる…😳
300万円投資していたら、毎年信託報酬だけで5万円以上取られます。
それでは、もっとわかりやすく、20年間積立投資をした場合の、信託報酬の差を見てみよう!
つみたてNISAで20年間、長期運用した場合の差
それでは、信託報酬が高い投資信託と、安い投資信託でつみたてNISAを満額(年40万円)で20年間積み立てしたケースをみていきます。
比較
投資信託A⇒信託報酬 1.0%/年
投資信託B⇒信託報酬 0.1%/年
この2つを20年間、年間40万円積み立てした場合の信託報酬の図。


ポイント
・1%の場合、20年目にはほぼ14万も1年で払っている。
・20年間の累計額は、1%が約120万円。0.1%が約12万円。⇒約110万円もの差になる!!
20年後には、0.9%の差がなんと110万円にもなるよ!
これは初めて知ったとき、かなり驚きました…!



まとめ



今回は、ぼったくり投資信託の回避方法ついて解説したよ!
できるだけ早くやれば時間という最大の武器を活用できるので、手数料の低い優良な投資信託で長期積立投資をすれば、
とても高い確率で大きな利益を将来得ることが出来るはず!!
私たちと一緒に、下落相場になっても気にせずコツコツと投資し続けて、経済的自由を手に入れようね!
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